抹消と記念所蔵してきました

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クルマがこわれた

先日の退勤時、クルマがオーバーヒートを発症。
慌てて安全な場所に停めて確認すると、リザーブタンクからの吹き返しを確認。
かなり重篤な状態であることを覚悟しつつ、いつもお世話になっている販売店までレッカー移動、なんてことがありました。人生初ロードサービスです。

結局、諸々診断してもらったところ、エンジン本体に大きいダメージを受けている可能性が大。
5月に控えている車検とその他必要な整備を合わせると中々な金額になるということで、乗り換えする決意をしました。
この時点で、ごく短距離の移動程度にしか耐えられない状態とのことでした。
3月最終週のことです。

どうせ動かせないので

さて、クルマは自走できません。ちょうど年度末です。
ご存知の通り、自動車税は4月1日付けの情報を基に請求されます。
年度内で抹消できれば、5月に納付書を見なくて済みます。ということで、駆け込みで一時抹消をしてきました。
なんやかんや思い入れのあるクルマでしたので、せめてもの記念ということで、ナンバープレートの記念所蔵も併せてやってみます。

記念所蔵について

詳しくは割愛しますが、ナンバープレートの変更が発生する際、一定の条件下で旧プレートを持ち帰ることができる制度があります。
今回は一時抹消と併せて記念所蔵をするパターンになります。

一時抹消登録

今回は、札幌運輸支局で申請する際の例です。
地域によって違いがあるようですのでご注意ください。

必要なもの

  • 所有者の印鑑証明書
  • (所有者以外が申請する場合)委任状
  • 抹消対象自動車の【自動車検査証】
  • 手数料納付書
  • 申請書類【第3号様式の2】
  • 抹消対象自動車の【ナンバープレート】

第3号様式と手数料納付書については、事前にネットの海からダウンロード・印刷することが可能です。運輸支局でも入手可能です。

1.書類を書く

【第3号様式の2】に必要事項を記入します。

以下の部分は鉛筆記入

  • 「①業務種別」は「9 : 抹消」
  • 「⑫抹消」は「2 : 一時使用中止」
  • 「㉑自動車登録番号」は、対象自動車のナンバーを記入
  • 「㉒車台番号」は、車検証の車台番号の下7桁を転記
    今回は、車台番号のハイフン以下が6桁だったため、ハイフン込みの下7桁「-######」を記載しました。

以下の部分は黒ボールペン記入。

  • 日付
  • 申請人・届出人
    今回は所有者と申請者が同一であるため、(所有者)欄のみ記入し、押印。
  • 「登録又は届出の原因とその日付」は「一時使用中止」にチェックし、併せて日付を記載

【手数料納付書】にも必要事項を記入しておきます。

  • 自動車登録番号又は車台番号
  • 所有者又は使用者の氏名又は名称
  • 申請人又は申請代理人の氏名
  • 「一時抹消登録」にチェックを入れ、登録手数料欄には「350円」と記入

2.ナンバープレートを取り外す

抹消登録時、対象自動車のナンバープレートを持参し、返納する必要があります。
事前に外しておきます。

フロントは何も考えず外すだけ。
リアは封印があるので、マイナスドライバー等で封印を破壊して取り外します。
ネジはナメないよう気をつけましょう。(危なかった)

3.印紙を買って貼る

ここからは、運輸支局に実際に出向いての作業になります。

運輸支局での登録の際、手数料が発生します。
その際、「自動車検査登録印紙」を購入・貼付する必要があるのですが、購入可能な場所が限られており、申請時に購入することになるかと思います。

個人であれば、買い貯めするようなものでもないですしね…。

札幌運輸支局の場合は、入口から入ってすぐ左手に売捌所があります。

4-1.ナンバープレートを返納する場合

手数料納付書の「印紙貼付欄」に購入した印紙を貼り付けます。
その後、持参したナンバープレートを返納窓口に渡すとシールが貰えるので、手数料納付書の「登録番号標等返納確認印」欄に貼り付けます。
ナンバープレートを返納した証明になるようです。
札幌運輸支局では、印紙売捌所に向かって右奥に窓口があります。

4-2.ナンバープレートを持ち帰る場合

※札幌運輸支局の場合です。地域によってこのあたりの手続きは異なるようです。
記念所蔵を希望する場合は、運輸支局でのプレート返納はせず、「自家用自動車協会」へ向かう必要があります。

自家用自動車協会は、運輸支局の北側 創成川沿いにあります。
ナンバープレート関連の手続き(封印、希望ナンバー受取等)はここで行うものが多いようです。

自家用自動車協会の「交付窓口」でナンバープレートの記念所蔵をしたい旨を伝えると、プレートの破壊措置を行ってもらえます。手数料は「220円」でした。
併せて、手数料納付書の「登録番号標等返納確認印」欄に、「破壊済印」を押してもらい、終了です。

5.書類の提出から完了まで

運輸支局に戻り、必要書類を専用のクリアファイルにまとめ、番号札の半券と一緒に提出します。
提出後は、番号札の番号が案内されるのを待つだけです。

WEB上で案内状況を確認できます。加えて今はLINEでの通知があるようです。便利になりました。

ちなみに、変更登録や移転登録等の際、対象の自動車で運輸支局に向かうとクルマを出すことができません。(車検証を提出するため)
なので、待ち時間が長くなることが予想される場合は、別なクルマを使うとか、暇つぶし道具を用意することをおすすめします。

今回は、年度末の末という、恐らく年間で一番混むであろう時期だったのですが、受付から完了までの所要時間は約2時間でした。
最後に、「登録識別情報等通知書」を受け取り、完了です。

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