86(ZN6型前期)のフロントフォグ交換

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フロントフォグランプの交換をすることになった

ひょんなことから、ZN6型 86前期型のフロントフォグランプを交換する機会がありました。

それまで純正ランプのままだったのですが、ついに電球切れ。
86のバルブ形式は、「PSX24W」という、電球を使用した割とマイナーなもの。

LEDのアフター品も結構種類がある印象だったのですが、いざとなって調べてみたら量販店では取り扱いがほとんど無いんですね。

今回、電球交換にあたってイエローフォグ化の要望もあったので、灯具ごと入れ替えることにしました。

使用するもの

今回使用する灯具は、IPF製「101FL」。個人的に、IPFさんの製品大好きなのでこれをチョイス。

ちなみに、レンズ色違いの「101FLG」もあります。

101FLシリーズは、H8型のハロゲンバルブを使用する灯具です。
純正フォグに刺さるカプラーは当然PSX24Wのものですので、これを変換する必要があります。

101FLにはH8のバルブの他、車体側配線に使用するH8カプラー(ギボシ加工済み)も付属します。
付属カプラーを使用して、純正配線を切って繋いでしても良いのですが、なんとなく純正配線を加工するのが嫌なので変換ケーブルを別途手配しました。

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これがあれば、配線加工は不要です。

H8とH11のカプラーは、アフター品では共用になっている物が多いようです。
この変換ケーブルも「H11」用となっていますが、H8のカプラーにも問題なく接続できました。
バルブはH8・H11ともに接続可能ですが、選定の際は消費電力に注意が必要です。
LEDなら問題ないと思いますが、ハロゲンバルブの場合、消費電力55WのH11バルブをつなげると配線が不安です。
ちなみに、H8の消費電力は35W、PSX24Wの消費電力は、名前の通り24Wです。

純正フォグはこんな感じ

純正はこんな感じです。The 電球色。

交換作業

交換作業自体はそれほど難しくありません。

ステア全切り

まずは、ステアリングを左右(作業する側に応じて)に全切りして、作業スペースを作ります。
もちろん、タイヤやフロントバンパーを外しても可。

インナーフェンダー

続いて、フロントインナーフェンダーのクリップを外します。
この車両はTRDのフロントスポイラーがついているので、下2箇所がビスになっています。

ノーマル車であれば、ここは3箇所ともクリップ留めになるようです。

続いて、底面のクリップ1箇所を外します。写真の右側のクリップです。
場合によってはもう1箇所クリップを外したほうが良いかもしれません。

このあたりは、インナーフェンダーをめくれるかどうかを見ながら適宜対応してください。

純正灯具取り外し

インナーフェンダーをめくることができれば、灯具がすぐそこに見えます。
取り付けは、車体外側がビス留め、内側が差し込みになっています。

取り外しはビス2本を外すだけです。

101FLの加工

左右に出ている突起部分があります。
車体内側の取り付け部が干渉するので…

ニッパーでカットしてしまいます。

101FLの取り付け

取り付けはポン付けです。
右側の取付部を差し込むようにし、ネジ留めするだけ。

バルブは、同じくIPF製の2400Kのものへ交換しました。

光軸調整

必要に応じて光軸を調整します。
調整は、灯具左下に見えるプラネジを回すことで行います。

復旧

最後は、逆の順番で元に戻してくだけです。
その際、変換ケーブルの分配線が長くなっているので、上手く処理しましょう。

完成の図

うむ、良い。

H8化することでバルブ選択の幅が広がります。

PSX24Wはいよいよ選択肢が無いようなので、アフター品が豊富なH8/H11がインストールできるようになるのはメリットが大きいのではないでしょうか。

灯具左右と変換ケーブル、ハロゲンバルブ合わせて大手メーカーのLEDバルブと同じか少し安いくらいでH8化できますので如何でしょうか。

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