日付 | 2013.10.09 |
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場所 | 旭川駅前 |
型式 | QPG-LV234Q3 |
登録 | 【旭川電気軌道】旭川200あ2000 |
見ての通りのいすゞエルガ。
ついにお目見えです。
先月下旬に旭川入りしていたこのクルマですが、1ヶ月弱の整備期間を経てデビューしました。
ツッコミどころの多すぎるクルマなので、すこし色々書いてみます。
サイトの方も反映済みなので、是非そちらも合わせて。
型式はQPG-LV234Q3。バリバリの現行車種です。
今までいすゞ車に縁がほとんど無かった旭川電軌では2台目となるであろういすゞ車。
路線型に限定すれば初となるであろう逸品です。
また、ご存知の通り最近15年の新製車はノンステ路線車と貸切車という事業者ですので、初のワンステップ車という事にもなります。
塗装は雪の結晶を散りばめたお馴染みのパターンです。
結晶の色が複数ありますから、HIMRセレガ(旭川200か110)の塗装パターンが一番近いですね。
車内は、中ドア前後で1人掛け・2人掛けが分かれるごく一般的な座席配置です。
シートに関しては、今までのノンステ路線車と同じような、シートカバーが掛けられたものとなっています。吊手も当然V型。
この辺りは「雪国らしい」「旭川電軌らしい」仕様といったところでしょうか。
その他、路線車共通装備である運賃箱・運賃表・整理券発行機を装備。
運賃表は液晶タイプとなっています。完全にぶれていますが、一応リア。
ナンバーが右にオフセットされているせいか、非常にスッキリとした印象です。
さて、このような「濃いクルマ」なわけですが、気になるのはその投入線区。
市内線向け導入車両はノンステ新車に限定するという方針があることや、塗装からも察することができると思いますが、66番線での運用が主となるようです。
トランクを装備していませんから、77番線にはまず入らないと見ていいと思っています。
一部分とはいえ、今までのノンステ路線車の伝統を受け継いだこのクルマ。
「まずは」郊外線の置き換えとして導入されたわけですが、一般路線車では古参格がまだそこそこの数在籍しています。
今までの伝統を取り入れた「電軌らしい」個性的なクルマとなるか、それとも…。
それらの置き換え時期が来た時に一体どんなクルマがやってくるのかが非常に楽しみになってきました。
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